連帯メッセージ
↓2008.07.24 2006アップ
(名 前
】:伊藤拓也
【 肩書き・所属団体など 】:東京都立大学学生
【 メッセージ
】:
一方的に規制を敷き、それに対する反対者をまったく一方的に圧殺する早大当局の姿勢! …しかし今の日本の大学では、こうした事件があまりに起こりすぎている。こうしたことに驚かなくなった、そしてあまり怒れなくなった、感覚麻痺が始まったのかもしれない自身に戦慄。
けれど毒は廻りきらせない。赤い焔は出なくとも、青い焔は燃やし続け、早大当局に対して断固抗議する。
【 名 前 】:前川直寛
【 メールアドレス 】:
【 肩書き・所属団体など 】:83年商学部入学
【 メッセージ
】:
言語道断の弾圧に満腔の怒りを表明します。本学出身であることをこころより恥じます。
【 名 前
】:梅原 宏司
【 肩書き・所属団体など 】:立教大学大学院・早稲田大学演劇博物館GCOE特別研究員
【
メッセージ 】:
早大のアイデンティティを疑われる重大な事態だと考えます。深く抗議します。
【 名 前
】:匿名A
【 肩書き・所属団体など 】:会社員
【 メッセージ 】:
最初にこのニュースを知ったとき、何が起きているのかよくわかりませんでした。学校で入学式に騒いでいた人が逮捕された。このような認識でした。逮捕されるくらいなので、何か特別ひどいことをしたのかとも思っていましたが、池田雄一さんの執筆物を読み、このホームページを見て、(2001年7月31日闘争も含め)自分の思っていたことが勘違いだったことがわかりました。
抗議行動に参加した法学部の方の処分や、4月の逮捕は他の学生に対するみせしめのように感じ、大学の上層部と違う考えの人間は排除するという考え方を学校全体にうえつけているように感じました。100人ひとがいれば、100通りの考えや個性があります。なぜ学校側は自分たちと違った考えを、尊重し、もし、相手が間違っていると思ったら、話し合うことをしないのでしょうか。さまざまな考え方があるからこそ、そこから何かが生まれると思います。
大学でこのようなことが起こっていては、これからの日本をささえていく子供たちの教育は大丈夫なのかと心配になります。個性や意見を抑えて、学校の方針に合わせて行動しなければならないのでしょうか。社会に出てからも、ある決められた枠以外の考えや行動をすると世間から白い目でみられるという社会をつくりたいのでしょうか。以前ニュースで有名私立中学に合格した子供たちに「将来どこの大学にいきたいか」という質問に、海外のトップ校の名前を挙げていた小学生が数名いました。少数派ながら、将来国際社会での競争についていけるよう、数学と英語を強化するため日本にあるインド人学校に通わせる親もいるようです。このままでは優秀な人材は海外の大学に流出してしまうと思います。このような背景があるから、学校側は改革再編をめざしているのかもしれませんが。
日本を代表する私立大学として、エリートの育成だけでなく、人の心や個性、自主性なども育てる場所であってほしいと願っています。今まで、早稲田大学はとても良いイメージがあったのでこの事件はとても残念です。
今後、事件をうやむやにしてしまうのと、公の場で事情説明があるのとでは、世間の学校に対するイメージが違ってくると思います。抗議は関心の無いことやどうでもよいことに対しては行わないと思います。特にこの抗議活動に参加している在校生の方々は自分の学校で起こっていることに関心や愛校心があるからこそ、貴重な時間や労力、学生生活を使って抗議活動をしているのではないでしょうか。
↓2008年6月24日アップ
【 名 前 】:工藤鑑
【 肩書き・所属団体など 】:早稲田大学文化構想学部
【
メッセージ
】: 早稲田大学当局の数人の職員による一連の、傍から見れば滑稽にさえ感じられる筋違いな――それゆえ一層許しがたい――反応と対処は、彼ら自身にとってのみならず、当然私たち早稲田大学学生にとっての恥さらしでもあったという屈辱的な事実を広報するための賢いやり方を考えていただきたいですし、もちろん私自身も協力させていただきたいと思います。
↓2008年6月10日アップ
【 名 前 】:井野朋也
【 肩書き・所属団体など
】:新宿ビア&カフェ・ベルク店長
【 メッセージ
】:
「無難に」という気持ちは誰にでもある。
でも権力をもつものほど、それは慎まなけりゃならない。
むしろ問題が起きたら、具体的に考え、話し合い、うつべき手をうつ。それでいいじゃん。
面倒だけど、そのくらい腹をくくった覚悟がないと、大学(でも何でも)を「管理」する資格なんてない。
【 名 前 】:迫川尚子
【 肩書き・所属団体など 】:写真家
【 メッセージ
】:
がんばってください。
応援しています。
【 名 前 】:農村伝道神学校 学生有志
【 メッセージ 】:
頑張って下さい!
【 名 前 】:廣田一成
【 肩書き・所属団体など 】:2004年教育学部卒
【 メッセージ
】:
大学の方針に反対し抗議をしただけで警察を呼び、
逮捕させるような大学に入ったつもりはありません。
はやく改心してください。
【 名 前 】:藤島 正法
【 肩書き・所属団体など 】:文化構想1年
【 メッセージ
】:
中国国家主席の来校時にも感じられましたが、本当に学生のためのものか分からないような規制によって、現在の早稲田大学は私が入学前に期待していたより、ずっと窮屈な場所に感じられます。今回のような事件が頻発する現状では「学の独立」の字が泣いているのではないでしょうか。
【 名 前 】:藤田智久
【 肩書き・所属団体など 】:「首都大学東京」・社会科学研究科修士一年
【 メッセージ
】:
また不当逮捕とは言語道断です。理知の府たるべき大学でこのようなことがまかり通るとは誠に許し難きことです。これは戦時下の言論弾圧であって、全ての大学人に対する威嚇でもあります。政府は近年益々大学を帝国主義的に再編しており、今回の事件はその一環と見るべきでしょう。このような暴挙を敢えてする早大当局に、私は強く抗議します。
↓2008年5月30日(金)0347アップ
【 名 前 】:中西将人
【
肩書き・所属団体など 】:北海道大学大学院法学研究科
【 メッセージ 】:
再びの暴挙に、強い憤りを覚えます。
【 名 前 】:牧野祥久
【 肩書き・所属団体など 】:信州大学医学部、元東京大学駒場寮委員長
【 メッセージ
】:
「理性の府」「言論の府」であるべき大学内で、言論弾圧を繰り返す早稲田大
学当局の破廉恥ぶりに、私はただただあきれるばかりである。
しかし、呆れている場合ではない。
民衆の力で早稲田大学当局を包囲し、早稲田から野蛮な執行部を放逐しよう!
【 名 前 】:藤田直哉
【 肩書き・所属団体など 】:SF評論家
【 メッセージ
】:
散々悩みましたが、賛同し、署名することにします。微力ですが。
【 名 前 】:宮城公子
【 肩書き・所属団体など 】:沖縄大学教員
【 メッセージ
】:
早稲田は昔日の「早稲田」を振り捨てたのですね。絶対に抗議を放棄せず、繋
がりましょう。
【 名 前 】:岡本由希子
【 肩書き・所属団体など 】:編集者・卒業生
【 メッセージ
】:
この大学の出身であることを激しく恥じなくてはならないような、このような
行為、そしてその行為を支えている思想、学内の政治文化状況を、早稲田大学
当局は即刻改めよ。
【 名 前 】:新城郁夫
【 肩書き・所属団体など 】:琉球大学教員
【 メッセージ
】:
早稲田大学における早稲田大学職員による不当逮捕に強く抗議し、今回の不当
逮捕に関わった早稲田大学職員および早稲田大学当局者に対する厳正な処分を
強く求めます。かかる事件を繰り返している早稲田大学に、もはや大学を僭称
する資格はありません。
【 名 前 】:森岡勝彦
【 肩書き・所属団体など 】:会社員
【 メッセージ
】:
大隈講堂を埋め尽くし胡錦濤を拍手で出迎えた学生たちの大半が、どうやらサ
クラだったらしいと聞いたときにも思ったのですが、大学っていったい何のた
めの場所なのか当の大学じたいが見失ってるような気がします。
早稲田大学がまずは最低限の筋を通すことを求めたい。
【 名 前 】:二田水 弘平
【 肩書き・所属団体など 】:全野党と市民の共闘会議
【 メッセージ
】:
敗戦後60数年後の今、国家主義が民主主義を封殺しようと国家権力に繋がる勢
力が国会をはじめとして異常な行動・政策をし続け、国家社会は崩壊の途に嵌
まり込んでいます。教育界も同断で、東京都・都教育委員会などの10・23
通達で強引に強行されている教師弾圧行政はその典型で、大学に於いても、学
生の自由封殺の嵐がが早稲田ばかりでなく法政大学、東北大学などで吹き荒れ
ています。
私は、 これを、教育界だけの問題ではなく、民主主義を信奉する全国民・人
民の基本的人権や生存権の問題であると認識しています。力を合わせ闘いまし
ょう。
【 名 前 】:星崎いつき
【 肩書き・所属団体など 】:フリーライター
【 メッセージ
】:
早大に限らず「大学教育」のあり方を見直す時期に来ているのだと思いますが
、力で押さえつけることが教育でないことは論じるまでもありません。
↓2008年5月24日(土)1341アップ
【 名 前 】:藤田博士
【
肩書き・所属団体など 】:茨城県牛久市
【 メッセージ
】:
大学には言論の自由が無いのでしょうか。
これでは早大当局は「大学」と名乗る資格がありません。
【 名 前 】:石川卓磨
【 肩書き・所属団体など 】:美術作家
【 メッセージ
】:
某大学で長期臨時職員として働きながら、
美術作家をしている者です。
大学でこういう事が起こるのは、大変ショックです。
しかもまさか早稲田大学でこんなことが起こってるなんて!
大学に限らず、最近何か不当な検閲が強まっているようにも思えます。
そういった中でこういう事件をうやむやにしてはいけないと強く思いました。
この署名活動は当然行われるべきだし、抗議文に賛同します!
【 名 前 】:関 孝
【 肩書き・所属団体など 】:早大政経学部78年卒OB
【 メッセージ
】:
「2006年度まで、多くのサークルが、入学式会場である記念会堂周辺で立て看
板を掲出し、肉声で呼びかけなど行っていたが、入学式は問題なく挙行されて
います」私の入学式の頃もこの様でした。最も自由なはずの早稲田まで、この
様な「思想・良心の自由」「言論の自由」をないがしろにするとは残念で堪り
ません。
【 名 前 】:有住航
【 肩書き・所属団体など 】:EASY Net
【 メッセージ
】:
賛同します。よろしくです。
【 名 前 】:山本杏子
【 肩書き・所属団体など 】:編集者
【 メッセージ
】:
反対を表明いたします。
追記
99年一文入学で、当時、早稲田文学編集室で数年お世話になっていました。
現在は出版に携わっています。
池田さん、角田さんを蔭ながら応援していました。
ここ数年の早稲田の変遷は個人的にとても心を痛めていましたので
署名以外にお手伝いできることがありましたらご連絡いただければ幸いです。
【 名 前 】:遠藤裕二
【 肩書き・所属団体など 】:編集者
【 メッセージ
】:
自分の教え子を逮捕して警察に売り渡すってどういうことだよ!?
言うことを聞かない奴は力ずくで黙らせる――軍隊ですかここは!!!
言ってもムダだとは思うまい。大学当局の皆には、「教育」とはどういうもの
かを思い出してほしい。一連の経緯を振り返って、己の非をすべて詫びよ。い
ま踏みとどまらないと早稲田(に限らず)大学はロボット(学生も教員・職員
も)生産工場になる。それでいいのか!?
【 名 前 】:日隅一雄
【 メールアドレス 】:hzm@tokyokyodo-law.com
【 肩書き・所属団体など
】:弁護士・NPJ編集長
【 メッセージ 】:
表現の自由を最も尊重すべき場での蛮行に憤りを感じております。
【 名 前 】:大島俊夫
【 メッセージ
】:
大学がおこなう不当な行為に対して、そこに通う学生が意見表明をする自由は
ないのだろうか。別段暴力等によって建物を破壊したり、人命に危害をくわえ
るわけでもない。タテカンをたて演説しようとしただけでしょう。いつからこ
の大学は意見表明すら許さないへんなところに、戦前の日本のような抑圧的な
場所になったのだろう。
憲法に保障された表現の自由は、この大学ではもはや保障されなくなったのだ
ろうか。
「企業には民主主義はない。あるのは業務命令だけだ。」
21世紀のW大学もすでに自分が通っていた大学ではなくなったのか。悲しき企業
に成り果ててしまったのだろうか。
【 名 前 】:松浦克
【 肩書き・所属団体など 】:養護学校教員
【 メッセージ
】:
学内の自治を重んじて、教員と学生との話し合いにより問題を解決することを
望みます。言うことを聞かないからといって、警察に引き渡すなど言語道断で
す。
「学の独立」はどこへ行ったのでしょう!
【 名 前 】:尾中俊介
【 肩書き・所属団体など 】:デザイナー・詩人
【 メッセージ
】:
それでも何かを云うこと。何かを云い続けること。
【 名 前 】:田仲康博
【 肩書き・所属団体など 】:国際基督教大学教員
【 メッセージ
】:
大学の職員による学生の不当逮捕・・、しかもそれが繰り返し起きていること
に憤りを覚えます。断固、抗議しましょう。
【 名 前 】:遠藤 富美夫
【 肩書き・所属団体など 】:一級建築士事務所 イープラス
【 メッセージ
】:
お説の通りだと恩います
【 名 前 】:井形美代子
【 肩書き・所属団体など 】:東京都立大学大学院生
【 メッセージ
】:
抗議声明を支持いたします。
【 名 前 】:田平正子
【 肩書き・所属団体など 】:世界エスペラント協会
【 名 前 】:斉藤昌敏
【 メールアドレス 】:rimbaudadit@nifty.com
【 肩書き・所属団体など
】:一川崎市民
【 メッセージ 】:
早稲田大学職員による同大学生の違法逮捕に抗議します。
【 名 前 】:萩尾健太
【 肩書き・所属団体など 】:弁護士
【 メッセージ
】:
早稲田当局ひどい。
表現の自由を守れ。
【 名 前 】:町田純
【 肩書き・所属団体など 】:作家
【 メッセージ
】:
早稲田…ここは最早学問の府ではないとつくづく実感する。
【 名 前 】:美埜和徳
【 肩書き・所属団体など 】:予備校経営
【 メッセージ
】:
いやしくも私学では、学生はお客である。
教員と学生は個々の人間としては同等であるが、学問の尊厳を教える、教わる
立場では師弟関係にあると言えるも、
大学事務職員にとっては、師弟関係は無く、ただただ
お客さんであるのに、よりにもよって
「建造物侵入」容疑で民間人逮捕するとは何事か?
全く空いた口が塞がらないとはこのこと。
刑法130条前段の規定の趣旨は「正等な理由なく、不当に立ち入った場合」であ
って、帝國大學や官立大学と違い、言論の自由があってこその早稲田である。
学生が、言論の自由を前提にキャンパスに立ち入るのは当たり前であって、そ
んなモンを事務職員に制限されたら早稲田の校風の自殺行為だ。
アホ事務員どもよ!ふざけるな!
【 名 前 】:高橋勉
【 肩書き・所属団体など 】:労働者
【 メッセージ
】:
弾圧は許せない。早大と警察は恥を知れ!
【 名 前 】:前田 進
【 メールアドレス 】:
【 肩書き・所属団体など 】:平和運動家・学生OB
【 メッセージ
】:
不当逮捕・弾圧に断固抗議する。
J.オーウェルの「1984」は米英で現実になっているが、日本でもそうな
る予兆が法大の弾圧、今回の弾圧だ。
君等は大学をネオファシスト的洗脳施設化する尖兵になった自覚を持て。
不当弾圧をすべて撤回して、損害賠償に応じよ。
【 名 前 】:立尾真士
【 肩書き・所属団体など 】:早稲田大学大学院
【 メッセージ
】:
早稲田大学職員による学生不当逮捕に強く抗議します。大学内のみに留まらな
い、こうした社会の管理活動に対しての抗議声明・要求書に賛同します。
【 名 前 】:岡田 照男
【 肩書き・所属団体など 】:映画監督・演出者
【 メッセージ
】:
抗議声明及び要求書の内容を全面支持します。
【 名 前 】:初見基
【 肩書き・所属団体など 】:日本大学教員
【 メッセージ
】:
今回の事件について目下のところ知りうる情報はあまりに少なく、その内実を
判断することを私にはできません。よって、本「声明」のうち、早稲田大学当
局の側からあってしかるべき《事情説明》への要求についてのみに限定して、
現在の段階では賛同します。
5月16日金 2344アップ
【名 前
】:松平 隆史
【 肩書き・所属団体など 】:早稲田大学教育学部卒OB
【 メッセージ
】:
またも早大当局の暴挙は許しがたいですね!!
【 名 前 】:古澤圭介
【 肩書き・所属団体など 】:慶應義塾大学大学院社会学研究科
【 メッセージ
】:
昨今の日本の管理社会化に強い懸念を懐くものです。今回の不当逮捕に強く抗議します。
【 名 前 】:山本健三
【 肩書き・所属団体など 】:北海道大学大学院文学研究科博士後期課程
【 メッセージ
】:
大学の自治はおろか、言論・思想信条の自由が、それらを誰よりも擁護すべき大学人によって蔑にされた事実は、極めて重大です。不当逮捕された学生にしかるべき賠償と謝罪をし、学生生活に支障が出ないよう、大学側に配慮を求めます。
【 名 前 】:神谷
【 肩書き・所属団体など 】:
【 メッセージ
】:
異常な世の中になっている!と感じたなら黙っていることは「異常」に加担すること。逮捕だなんて、絶対オカシイ!!
【 名 前 】:松本薫
【 肩書き・所属団体など 】:市民・烏取
【 メッセージ
】:
2005年12月の不当逮捕に対して何の謝罪・釈明もなされないまま、またしても不当な逮捕が行われたことに、強い憤りをおぼえます。大学もない地方の町にいると、ああ、そういう時代になってしまったのかと、ぼんやりとした諦めのような気持ちにも覆われますが、こういう許しがたいことには、ちゃんと声をあげていかなければいけないと思います。社会に対して、一番自由で批評的な場であるはずの大学が、こんな有様ではお先マックラです。○
2008年5月13日火2344アップ
【 名 前
】:高橋良平
【
肩書き・所属団体など
】:東京大学現代社会研究会
【
メッセージ
】:
不当反動的な逮捕に満腔の怒りをもって抗議します。
大学における管理強化と「左派」の体制「内」化は、本質的に左派の敗北を示すものでしかありません。
そしてそれゆえ、このような現実を直視しつつ、安易な敗北主義と玉砕主義、そして圧倒的な虚無主義に断固として反対することが今ほどもとめられている時代はないでしょう。
まさに、このような時代の要請から、あらゆる既存の安易な選択肢に「否!」を突きつける必要があるのです。
また、このような大学における管理強化と「左派」の体制「内」化とは、思想が持つ本来的な意義を矮小化させるものです。なぜなら、左派にとっての思想とは、現実に生きる人間の現実的な活動のなかに内在しているものでなければならず、それゆえ、思想にとって、現実に生きている人間の現実の活動が規制されるということは、とりもなおさず思想そのものの問題性として直視しなければならない問題だからです。
現在の思想には普遍性にたいする直観や焦燥はおろか、情熱すらないではありませんか!
むろん、このような状況は、特殊近年において突然作られたものではなく、これまでも何度となく、そして絶え間なく作られつづけてきた状況ではあります。しかし、そのことのもたらす悪弊が、「格差」「貧困」社会化の進行、それにたいする根本的な対抗運動の不在という状況のなかで明確になっていることもまた明らかであります。
私たちは、このような状況に対し、断固として介入しなければなりません。これはすぐれて我々の思想の問題であり、そしてそれゆえ我々の問題だからです。
みなさん、ともに断固として介入しましょう。そして我々の思想を作り出しましょう。
【
名 前
】:長濱一真
【
メールアドレス
】:
【
肩書き・所属団体など
】:府大院生
【
メッセージ
】:
抗議声明にあるように、これまでの諸事件は、早稲田に限定されず、私が所属する/した大学も含めた大学総体、また社会制度全体から問題化すべくして問題化した一事例にすぎない。このようにいうのは、早稲田の言動を相対化するためではなく、それに対する抵抗をひとつの闘争と規定するためだ。
早稲田では入学式で立て看板を持った学生を不当逮捕するに続き、先ごろでは大々的に警察を導入、連携して黄色い旗を持って集まった人々に対し排除行動を行ったことが伝えられている。
大学が管理・監視の場となって久しいが、管理し排除を自らに課している当局及び教員は、しかしある特定の思想・表現を個々に弾圧するのに、何も厳密な思想の裏づけをとっているわけでもなく、思想と呼ぶに足る明確な基準を自らに持しているわけでもない。彼らは「治安」と称するものをとりあえず維持するために、とりあえず疑わしいものを排除せんとしているにすぎない。それはほとんど自動的に、例えば「黄」に反応してそれを駆除しようと躍起になる、動物ないしは機械だ。先日は「黄」に反応したが、いつ何時「赤」を排除し「萌」に反射的な好奇の目を向けるかわからない。彼らは「黄」における差異には不感症だし、「赤」における差異にも頭は回らず、なにものかを一律に区画し管理対象に仕立てあげるしか能がない。彼らを動物ないしは機械と呼んだが、これは決して誉め言葉ではない。醜悪な動物であり愚劣な機械である。
文学部に始まった不当逮捕の被害者が、醜悪に動物化した管理者たちにとって何色に見えたのかは知らないが、思想を排除した彼らが、自動的に駆られた駆除活動に必死の、「鬼気迫る」形相をしているのが抵抗する人々とは違って滑稽なのは、こうした理由による。これが文学だというのなら笑うのもばからしい。しかしこれらの事件と傾向に抵抗する人々は、間違っても彼らを憐れんでやることなどしないだろう。
私は一連の不当逮捕及び管理活動に抗議する。
【
名 前
】:田中和恵
【
肩書き・所属団体など
】:なし
【
メッセージ
】:
言論の自由が尊重されるべき学問の府が、学生の言論を封じ、あろう事か警察に引き渡すという暴挙に、心から憤りと悲しみを憶えます。早稲田の栄光も過去のものとなりました。
【
名 前
】:津村喬
【
肩書き・所属団体など
】:文筆業・気功文化研究所
【
メッセージ
】:
中退とはいえ母校なので(中退ということはある意味では継続中?)ひときわ怒りを感じます。私もさんざんびらまきや立て看立てをしましだが、党派からの弾圧はあっても大学からの直接弾圧はありませんでした。ひとつひとつ問題にしていくことが必要ですね。
【
名 前
】:服部才人
【
肩書き・所属団体など
】:会社員、元編集者
【
メッセージ
】:
深く賛同いたします。
【
名 前
】:関本洋司
【
肩書き・所属団体など
】:スロービジネススクール
【
メッセージ
】:
署名という形でしかご協力できませんが、大学のあり方への問題提議になればと思います。
【
名 前
】:酒井直樹
【
肩書き・所属団体など
】:コーネル大学教授
【
メッセージ
】:
思想と学問の自由と言論の自由は日本国憲法に保障された権利であり、このような普遍的な権利を大学が踏みにじるというようなことは許されません。日本国憲法は日本という国民国家を越えた普遍性を持っています。大学が普遍的な理念に対して鈍感になったとき、大学そのものの存在をどのように根拠づけるのでしょうか。そのような大学が謳う国際化を誰が信用するでしょうか。
【
名 前
】:竹林 隆
【
肩書き・所属団体など
】:中学校教員
【
メッセージ
】:
今回の問題も、これまでの早稲田大学における弾圧と不可分の問題ですし、この間、この国のあちこちで起きている「思想・良心の自由」「表現の自由」を圧殺しようとする一連の事態と、深くつながっていることは明らかです。民衆の基本的人権を「ヤツラ」の手に売り渡すことを絶対に許してはなりません。早稲田大学当局に断固抗議の意思を表明します。
【
名 前
】:谷口哲郎
【
肩書き・所属団体など
】:私学教員
【
メッセージ
】:
何をそんなに早大は恐れているのか。ビラをまく、自らの主張をする、あたりまえの言論行為でしょう。たとえそれが当局と異なった意見であっても、それはそれであっていい行為です。それを認知する余裕がなぜないのか。何かを恐れているとしか思えない。その怯懦と不当逮捕は結びついている。
【
名 前
】:西山雄二
【
メールアドレス
】:
【
肩書き・所属団体など
】:東京大学教員
【
メッセージ
】:
【
名 前
】:吉次基宣
【
肩書き・所属団体など
】:東京ドイツ文化センター司書
【
メッセージ
】:
大学は、誰もが自分の考えを自由に言える場であって欲しい。
【
名 前
】:宜保幸男
【
肩書き・所属団体など
】:沖縄県平和祈念資料館友の会・会員
【
メッセージ
】:
大学自治を守る活動に連帯します。
がんばってください。
大学当局は、私人逮捕の不当不法性を認め、学生の身柄を大学当局の責任で無条件に釈放させよ。
大学当局と一部職員の行為に怒りを通り過ぎて悲哀さえ感じます。
大学自治を率先して推進し、学生を教育すべき「大学人」が、大学自治と学生に対して買弁的行動をとるごときは、「大学人」として決して許されるものではありません。
「後悔先に立たず」です。今からでも遅くありません。「大学人」としての矜持を保たれるよう強く反省を求めます。
抗議声明・要求書を全面的に支持します。
【
名 前
】:牧野裕也
【
肩書き・所属団体など
】:近畿大学文芸学研究科修士課程
【
メッセージ
】:
先の事件から三年と立たずに今回ふたたび顕在化した事件は、これまで当局のまともには応じられなかった釈明、開き直りと重ね、引き出せた、早稲田大学側の明白な回答でもあるように思い、呆れるばかりです。
抗議運動の連帯と継続を願い、遅ればせながらこの折に4月1日早大入学式不当逮捕抗議に賛同、署名させていただきます。
【
名 前
】:丸田潔
【
肩書き・所属団体など
】:ライター
【
メッセージ
】:
ビラまき弾圧は、言論・表現の自由を踏みにじるもので、断じて許してはならない。早大生、卒業生は団結して、闘おう!76年一文卒。
【
名 前
】:渋谷 望
【
肩書き・所属団体など
】:千葉大学教員
【
メッセージ
】:
【
名 前
】:吉田孝行
【
メールアドレス
】:
【
肩書き・所属団体など
】:編集者
【
メッセージ
】:
早稲田大学による言論弾圧と不当逮捕に断固反対します。早稲田大学はもはや大学とは呼べません。大学というものの終焉を感じます。
【
名 前
】:栗田隆子
【
肩書き・所属団体など
】:非常勤公務員・フリーターズフリー組合員
【
メッセージ
】:
大学であろうと、路上であろうと、街中であろうと、「立て看板を立てた」だけで逮捕されるようなことがあってはならない。言論の自由、暴力ではない表現の自由を守るために、この自由を奪う力に対して抗うために署名をさせていただきたいと思う。
【
名 前
】:コノウラミツタカ
【
肩書き・所属団体など
】:早稲田大学OB
【
メッセージ
】:
がんばってください。
【
名 前
】:谷岡雅樹
【
肩書き・所属団体など
】:Vシネアスト
【
メッセージ
】:
ビラも肉声も駄目なの?
問題を即刻、実力行使に切り替える「あちら側」。
対処し考えるだけの頭を持っていない「あちら側」。
いつから大学が、警察と内通しているの。
言葉を交わすチャンスもないなんて。
ほんとに言葉が通じるのか。
本気で言葉を交わす気持があるのか。
わかんねえよ。
あちら側。
(あとで、この文章、書き換えるかも知れないけど。とりあえず署名)
【
名 前
】:吉岡隆志
【
肩書き・所属団体など
】:近畿大学大学院2年
【
メッセージ
】:
大阪では、抗議文にあるような暴力的管理は顕在化していないように受け取られているように見えます。
危機感は足りません。
しかし確かな管理力行使が近畿大学でも働いています。警備員の異常増強、生徒による一部映画上映の否認、駐輪場所の(明らかに非効率的且つ無根拠な)制限による学生の動線規制など、少しずつ違和感を深めていると言わざるを得ません。
近年の早大の事件は、都心から地方への一つの警鐘であると捉えるべき問題であると思います。
【
名 前
】:矢部史郎
【
メールアドレス
】:
【
肩書き・所属団体など
】:著述業
【
メッセージ
】:
おせーんだよ。
【
名 前
】:安里ミゲル
【
肩書き・所属団体など
】:プロレタリア詩人・東京大学現代社会研究会
【
メッセージ
】:
40年前の全共闘運動もその数年前の貴校の「学費闘争」が発火点となったとかどっかで読んだけど、きたるべき学生運動の大爆発の火付け役としても貴校は歴史にその名を刻むんでありましょうよ。
よくぞやってくれました。
お前らが頑張れば頑張るほど、われわれの勝利もデカくなるのだ!
【
名 前
】:位田将司
【
メールアドレス
】:
【
肩書き・所属団体など
】:早稲田大学大学院
【
メッセージ
】:
早稲田大学職員による法学部学生への不当逮捕に抗議します。また、この事件を大学内だけではなく、社会総体にかかわる問題として考え抜こうとしている「呼びかけ」に賛同します。
【
名 前
】:長谷川靖
【
肩書き・所属団体など
】:校正者
【
メッセージ
】:
2005年に引き続く今回の暴挙に強く抗議し、大学側の誠意ある説明と謝罪を求めます。
【
名 前
】:橋野高明
【
肩書き・所属団体など
】:日本キリスト教団牧師
【
メッセージ
】:
早大職員による学生の不当逮捕に対して抗議するとともに、説明と謝罪と賠償を求めます。
【
名 前
】:茶畑進
【
肩書き・所属団体など
】:静岡反戦共同闘争会議
【
メッセージ
】:
法政大も早稲田も「大学の自治」についてよーく考えて欲しいです。
【
名 前
】:木下長宏
【
肩書き・所属団体など
】:肩書・所属団体ナシ
【
メッセージ
】:
当局に謝罪と賠償を求めることは、当然ながら、そこから、<大学>という制度がもつ、根源的な問題を剔抉し共有する機会が生まれることを!
【 名 前
】:佐藤雄一
【
メールアドレス
】:
【
肩書き・所属団体など
】:詩人
【
メッセージ
】:
フーコーが予言したように、法よりも(非常に恣意的な)セキュリティーが優先される状況が、ここ数年でいっきに前景化してきたように思われます。かかる危機的状況には具体的な抗議の声を!この場を借りて連帯の意を表します。
【
名 前
】:荒井美三雄
【
肩書き・所属団体など
】:映画人
【
メッセージ
】:
サークル活動にビラ撒きは当然の行為だ。
私人逮捕とは何事ぞ。即刻事態を改めよ。
伝統ある早稲田のサークル活動に自由を!
【名 前 】:木村厚子
【
肩書き・所属団体など
】:岐阜
【
メッセージ
】:
学生の不当逮捕に大学が加担するなどとんでもない事です。自由の学府として 恥じさらしなことをしないでください。
【
名 前
】:穴田光宏
【
肩書き・所属団体など
】:立川岩手連絡会
【
メッセージ
】:
大学って息苦しい所なのね。
壁を壊せ!
【 名 前
】:鈴木健太郎
【
肩書き・所属団体など
】:コピーコーディネーター
【
メッセージ
】:
白井総長以下の方々、どうぞ大隈重信公の次の言葉を読んでください。
「若い人は高尚な理想を持たなければならない。
そしてそれを行う勇気がなければならない。」
「学問は脳、仕事は腕、身を動かすは足である。
しかし、卑しくも大成を期せんには、先ずこれらすべてを統ぶる意志の大いなる力がいる、これは勇気である。」
脳と腕と足だけの「生物」をつくるために、あなた方は大学で働いているのですか?
【
名 前
】:蔵田計成
【
肩書き・所属団体など
】:著述業 早大2政 64年卒
【
メッセージ
】:
拉致→引き渡しは、100%不正義であり、許し難いことです。
○2008年5月12日 18:00更新時に確認されたメッセージ
【 名 前 】:北井大輔
【 肩書き・所属団体など
】:編集者、早大OB
【 メッセージ
】:
先日の胡錦濤・中国国家主席講演の際も、早大当局は講演終了に至るまで教職員にすら知らせることなく(もちろん、一般学生にも知らせはなく)、ことを進めたといいます(水島朝穂・法学部教授のサイトに、そのことへの批判があります。http://www.asaho.com/jpn/index.html)。
このことといい、今回の不当逮捕といい、多様な言論を封じ込め、「整然」たることを第一の価値としているかのような早大当局の姿勢(しかも、それを強権的に「解決」しようとする態度)に、恐ろしさすら感じます。
抗議文に全面的に賛成いたします。
【
名 前 】:小西誠
【 肩書き・所属団体など 】:社会批評社代表
【 メッセージ
】:
早稲田大学当局は基本的人権擁護の原点に戻るべきです。